地下鉄半蔵門線押上駅の北東、徒歩4分。応仁元年(1467)、良秀法印を開山として創建されたと伝えられる。かつては隣接する飛木稲荷神社の別当寺であった。 昭和20年(1945年)の東京大空襲で全焼し、現在の鉄筋コンクリート瓦葺きの本堂は昭和42年(1967年)の建築。本尊の阿弥陀如来坐像は戦後のもの。 境内の地蔵菩薩立像は、明治初年に曳舟川底から出土したもので、明暦2年(1656年)2月吉日の銘がある。脚気に効験があるとして信仰されたと言われる。 墨田区の有形民俗文化財に登録されている。 なお、向島3丁目にも同名の寺がある。