地下鉄半蔵門線押上駅の北東、徒歩4分。応仁2年(1468年)の創建とされているが、異説もあり明らかではない。 昔、ある暴風雨の折にイチョウの枝が飛来し当地に刺さったものがいつの間にか高く生育し、これは異常のこととして稲荷神社を奉斎したのがはじまりで、社号の「飛木」の名もこれに由来していると伝えられている。 この神木のイチョウは昭和20年(1945年)年3月9日の空襲により損傷を受けたが、再び繁茂して現在に至っている。樹齢500〜600年と言われ、墨田区随一の大木で区の天然記念物に指定されている。 社殿は昭和27年(1952年)の再建。