殉死者の墓

　JR鶯谷駅の南、徒歩5分。現龍院から少し東へ離れた現龍院墓地にある。
　慶安4年（1651年）三代将軍徳川家光が死去した際、その後を追って家光の家臣5名とその家臣や家族が殉死した。殉死とは、主君の死を追って家臣や家族らが自殺することで、とくに武士の世界では、戦死した主君に殉じ切腹するという追腹（おいばら）の風習があった。その後も殉死者が増えたため、江戸幕府は寛文3年（1663年）に「殉死禁止令」を出して殉死を禁止して、この風習はほぼなくなったと言われる。
　墓地には家光の家臣4名とその家臣8名の墓が残されている。

Address	東京都台東区上野公園18
Phone
URL
Access	JR鶯谷駅から徒歩5分
Open
Close
Fee
Map	地図