長応院
都営地下鉄浅草線蔵前駅の西、徒歩3分。西福寺の塔頭のひとつで、慶長7年(1602年)、念蓮社称誉一山が開基となって創建された。
本堂の前庭に建つ石造宝篋印塔は台東区に現存しているものの中でも最も古いもののひとつとされ、台東区の有形文化財に登録されている。また、門前には見守り地蔵の碑が建ち、墓地には昭和20年(1945年)3月10日の東京大空襲で死んだ人々を供養する親子地蔵尊がある。
さらに境内には「空蓮房(瞑想ギャラリー)」と呼ばれるユニークな施設がある。これはアーティストと鑑賞者の間に、仏教と芸術と現代をつなぐものを見いだすことを目的に作られたもので、年に2、,3回写真展が開催される。狭い空間で、一人しか入ることができない。
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