地下鉄日比谷線築地駅の東、徒歩5分。アメリカ公使館は、安政6年(1859年)、港区の善福寺に開設され、明治8年(1875年)に外国人居留地内のこの地に建物が建てられた。明治23年(1890年)に赤坂に移転し、その後現在の大使館となった。 この移転の際に8個の小松石の石標が残された。そのうちの3個は、後にアメリカ大使館に寄贈され、残りの5個のうちの3個(写真)が聖路加国際病院トイスラー記念館前に、2個は聖路加ガーデンの中庭に設置されている。 これらの石標は、中央区民有形文化財に登録されている。