地下鉄日比谷線築地駅の東、徒歩5分。聖路加国際大学の構内にある。トイスラーは聖路加病院(現在の聖路加国際病院)の開設者で初代院長。建物は昭和8年(1933年)に隅田川畔の明石町19番地(現在の聖路加ガーデンの芝生)に宣教師館として建てられた。 平成元年(1989年)に聖路加再開発計画によって解体工事が行われ、平成10年(1998年)に現在地に移築復元された。建物は創建当時の姿を忠実に復元しており、周辺には記念碑などは数多いが、建物が残っているのは珍しく、貴重な文化財として中央区の区民有形文化財に指定されている。 記念館は現在も病院関係の施設として利用されているが、建物内を見学することはできない。