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江戸創業の老舗 |
もぐさの専門店 釜屋もぐさ ![]() トレードマークの大釜は、初代富士治左衛門が用水桶かわりに店先においたもので、これが屋号となったた言われています。 もぐさとは鍼灸師が点灸用に使用するもので、ヨモギの葉の裏にある繊毛を精製したものですが、一般の人々には馴染みが薄いものだろうと思います。 この釜屋もぐさはもぐさの専門店として有名なお店で、万治2年(1659年)の創業という古い歴史があります。はじめは殻物・鍋釜問屋として開業しましたが、富士治左衛門が別にもぐさを専門に扱う店を開き、やがて江戸市中で評判を呼んで大店に成長したと言われています。 鍼灸師に指導してもらってツボなどについて学習すれば、もぐさは個人でも使用することができ、特に肩こり、腰痛、冷え性などには効果があると言われて、使用している人が少なくありません。 商品の種類は紙筒にもぐさを仕込んであるカマヤミニのほか多種多様。お店では店頭販売もしていますが、通信販売で買い求める人が多いようです。 もくさを扱っている店は全国各地にありますが、江戸時代から続くお店が東京にはいろいろあることに改めて気づかされます。
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