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江戸創業の老舗 |
江戸の調味料「煎酒(いりざけ)」 銀座三河屋 年代は明らかではありませんが、元禄期に創業し、酒商、油屋、糸屋、和装品など何度かの商売替えの変遷を経て、平成15年(2003年)に現在の店舗を開店したという歴史があります。 ヘルシーなスローフードとしての江戸の食に注目して、お店では江戸時代の調味料をはじめ、汁物、漬物、梅干し、昆布、味噌などの伝統的な食品などを取りそろえています。特にお店の代表的な商品調味料としての「煎酒(いりざけ)」は、日本酒に梅干しと花がつおを入れて煮詰めたもので、かつお節の旨みと梅干しの酸味、塩けがほどよく合わさっていて、醤油が普及する前、料理には欠かせなかった調味料と言われています。また、「煮ぬき汁」は江戸中期以前に食されていた味噌味のめんつゆで、煎酒とともに江戸の味と食文化を現代に伝えています。 銀座と江戸の食、意外性がある組み合わせです。
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