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「尾辻克彦×赤瀬川原平-文学と美術の多面体-」展

 
 
日常が最高に面白い!

  お札、缶詰、壊れたポット、家具、ペット・・・果ては自邸「ニラハウス」に至るまで、日常生活を構成するあらゆるものを独自の視点と観察行為によって〈梱包〉や〈トマソン〉に代表される「作品」へと昇華させてきた美術家・赤瀬川原平。
 自身と娘の生活をテーマにした『肌ざわり』や父の死により墓所を見学する様子を描いた『父が消えた』によって、私小説作家として文壇に登場した作家・尾辻克彦。
 実は同一人物である美術家・赤瀬川原平と作家・尾辻克彦の創作の根底には、冷静な観察者としての姿勢と、「価値の転換」「日常の異化」への共通した意識があります。それらは、辞書の用例の中に個性を見出し、愛すべき人格を与えた『新解さんの謎』や、
もの忘れや脱力を積極的に肯定する「老人
力」シリーズなどのエッセイを通じて顕在化し、常に新しいユニークな「ものの見方」を我々に提示してきました。
 本展では、美術家であり作家である以前に、ひとりの意識的な生活者として、日常の中に潜むナゾに真摯に向き合い、常識を疑う姿勢を貫く希代の創作者の「創造の秘密」に迫ります。

  自画像(スケッチブックより) 2002年
[会期] 2014年10月18日(土)~12月21日(日)
[休館日] 毎週月曜日(11/3、11/24を除く)、第2木曜日
[観覧時間] 10:00~17:00(毎週金曜日は20:00まで開館)
[観覧料] 一般400円、大学生・65歳以上200円、高校生以下無料
*10月18日、26日、11月3日、12月21日は観覧無料
[協力] 株式会社 資生堂 千葉市美術館 茅野市美術館、藤森研究室
[主催・会場] 町田市民文学館ことばらんど

《作家紹介》
赤瀬川原平/尾辻克彦  Genpei Akasegawa/ Katsuhiko Otsuji (1937-)
 神奈川県横浜市生まれ。幼少期から絵が好きで、中学時代より油絵を描く。美術科のある高校を経て、武蔵野美術学校油絵科に学ぶ(のち、中退)。58年より読売アンデパンダン展に出展。「ネオ・ダダイズム・オルガナイザー」に廃品を活用した大型のオブジェを出品し、63年より「ハイレッド・センター」を結成し前衛美術家として活動する一方、梱包作品を制作する。制作の過程で千円札を印刷したことにより、65年通貨及証券模造取締法違反に問われた(千円札裁判)。79年、小説『肌ざわり』で中央公論新人賞、81年には『父が消えた』で第84回芥川賞を受賞した。1984年以来約30年にわたり町田を拠点に創作活動を続けている。

映画上映会
イベント名:映画「利休」上映会
内容:赤瀬川原平が脚本を担当し、勅使河原宏が監督を務めた映画「利休」の上映会を開催します。利休役の三國連太郎をはじめとする豪華な役者陣と美術家が多数カメオ出演する本作を、この機会にぜひご覧ください。
日時:10月19日(日) 午後2時から4時 ※開場は午後1時30分
会場:町田市民文学館2階大会議室
定員:70名(申込順)
申込:10月1日(水)正午から、町田市イベントダイヤルで受付。
電話:042-724-5656

対談&講演会&トークショー
①林丈二&南伸坊記念対談「放談!赤瀬川原平さんというひと」
内容:マンホールデザインの詳細な調査で知られる林丈二さんと、貼紙の研究により「ハリガミ考現学」を確立した南伸坊さん。赤瀬川原平を中心とする「路上観察」行為を通じて新しい景観を発見してきた両氏に、赤瀬川原平さんの魅力について語っていただきます。
ゲスト:林丈二(イラストレーター)、南伸坊(イラストレーター、エッセイスト)
日時:11月2日(日)午後2時から4時
会場:町田市民文学館2階大会議室
定員:80名(申込順)
申込:10月11日(土)正午から町田市イベントダイヤルで受付。
電話:042-724-5656

②久住昌之講演会 「赤瀬川さんの思い出-美学校絵・文字工房と漫画雑誌『ガロ』の時代」
内容:現美学校の絵・文字工房で赤瀬川原平さんに学んだ漫画家・久住昌之さん。「孤独のグルメ」「花のズボラ飯」の原作でも知られる久住さんの漫画家デビュー当時のお話と、漫画雑誌「ガロ」寄稿時代の思い出を語っていただきます。
ゲスト:久住昌之(漫画家)
日時:11月24日(月・祝)午後2時から4時
会場:町田市民文学館2階大会議室
定員:60名(申込順)
申込: 11月11日(火)正午から町田市民文学館で受付。
電話:042-739-3420

③浅生ハルミン、トークショー「解剖!赤瀬川さんの魅力-猫ストーカー的視点から」
内容:イラストレーター・エッセイストとして活躍する浅生ハルミンさんは、赤瀬川原平さんにあこがれて神保町にある美学校に学びました。猫ストーカーを自認し、猫とこけしと古本をこよなく愛するハルミンさんと、赤瀬川さんの『超芸術トマソン』や写真集『猫の宇宙』の魅力について語り合います。
ゲスト:浅生ハルミン(イラストレーター・猫ストーカー)
聞き手:谷口朋子(「尾辻克彦×赤瀬川原平」展担当学芸員)
日時:12月6日(土)午後2時から4時
会場:町田市民文学館2階大会議室
定員:60名(申込順)
申込:11月11日(火)正午から町田市民文学館で受付。
電話:042-739-3420

ワークショップ
糸崎公朗「実践!フォトモ 町田を歩く」
内容:1980年代に隆盛した赤瀬川原平らの路上観察にヒントを得て、路上の物件を撮影し、それらの写真を素材にした独自の立体作品を制作する写真家・現代美術家の糸崎公朗。今回は糸崎さんの指導のもと、実際に文学館近辺を歩きながら物件を撮影し、「フォトモ」(フォト+モデル)と名付けられた作品を制作することで、路上観察の魅力を体験していただきます。
講師:糸崎公朗(美術家・写真家)
日時:11月16日(土)午前10時から午後4時
会場:町田市民文学館2階大会議室
定員:15名(申込順)
対象:小学校高学年以上、ただし、小学生は保護者の同伴をお願い致します。
参加条件:デジタルカメラ(SDカードケーブルを含む)を持参のこと。
申込:10月21日(火)正午から町田市民文学館で受付。
電話:042-739-3420

ギャラリートーク(展示解説)
内容:本展の担当学芸員と一緒に展覧会を廻ります。
日時:10月28日(火)、11月11日(火)、11月30日(日)、12月21日(日) いずれも午後2時から(40分程度)
申込:不要 直接、文学館2階展示室にお集まりください。

赤瀬川原平展、関連展覧会情報
この秋、赤瀬川原平展は、町田市民文学館ことばらんどと千葉市美術館の2館でおこなわれます。
[展覧会名]  赤瀬川原平の芸術原論展
-1960年代から現在まで-
[会期] 2014年10月28日(火)~12月23日(火・祝)
[休館日] 11月4日、12月1日
[観覧時間] 10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
[観覧料] 一般1,000円、大学生700円、高校生以下無料
[主催]千葉市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
[協力]白石コンテンポラリーアート
[協賛]ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、 日本テレビ放送網
[展覧会URL]  http://www.ccma-net.jp/


お問い合わせ
町田市民文学館ことばらんど
〒194-0013 東京都町田市原町田4-16-17
TEL042-739-3420/FAX042-739-3421
・JR横浜線「町田駅」ターミナル口から徒歩8分
・小田急線「町田駅」東口から徒歩12分