JR青梅線古里駅の南、徒歩8分。吉野街道沿いにある。江戸時代、この地の庄屋名主だった原島家の屋敷の長屋門で、江戸時代中期の建築と推定されている。 門の両側には部屋を備えた重厚な構えで、この丹三郎屋敷は「丹三郎」としてこの地の地名ともなっているほどの名家だったことを物語っている。門をくぐった奥にはかつて養蚕に使われていたという茅葺きの建物があり、現在は蕎麦店として利用されている。 周辺の里山の景観によく調和しているということで東京都の歴史的建造物に選定されている。