西武池袋線ひばりヶ丘駅の南東、徒歩20分。旧保谷市の四軒寺のひとつ。創建年代は明らかではないが、正保4年(1647年)入寂の俊快僧都を中興の祖としている。 明治時代の神仏分離までは尉殿神社などの別当寺であったため、寺では尉殿神社の御神体であった倶利迦羅不動明王像を保存している。また、境内には明和8年(1771年)造立の水子地蔵菩薩立像があり、この二つは西東京市の文化財に指定されている。 山門は左甚五郎の作と伝えられ、昭和になって瓦屋根に改修されたが、創建の頃の唯一の遺構として残っている。 四軒寺→東禅寺、如意輪寺、宝樹院、宝晃院