JR武蔵増戸駅の西,徒歩約20分。創立年代は明らかではないが、平安朝の末、信濃国伊那郡の住人が当地に来て一村を開き、信濃国総鎮守戸隠神社の御祭神を勧請したのに始まるという古い歴史がある。 寛政6年(1794年)に「正一位」の神階を勅許され、以後正一位岩走神社と称し、旧伊奈村の鎮守として信仰されてきた。本堂は拝殿の後ろの鞘堂に収められている。 9月の第3日曜日の例大祭は多摩地区では規模の大きい祭に数えられており、神輿や山車が町内を練り歩く。