JR東秋留駅の南東、徒歩20分。歴史は古く、寺伝では延喜12年(912年)安成院満慶による開創と伝えられる。その後応永年間(1394〜1428年)に法光円融禅師によって再興され、江戸時代には徳川家より朱印地25石を賜ったといわれている。 本堂には鎌倉鶴岡八幡宮から遷座された木造達磨大師座像を安置しており、境内には市天然記念物に指定されている古木のシラカシがある。 また、境内の北東側には土塁が残されており、中世にこの地に勢力を持った大石氏の城跡ではないかと推察されているが定かではない。 大晦日には除夜の鐘をつくことができることで知られている。