JR羽村駅の西,徒歩約10分。玉川上水の出発点となる多摩川の水を取り入れる堰。江戸時代に江戸の水不足を解消するために,ここから東京四谷まで約50kmの水路(玉川上水)が開かれた。羽村堰は総延長が約600m,竹や木,石でつくられた堰が多摩川を斜めに横切り、水門へと水を導いていた。 現在は、堰の材料がコンクリートに替わっているが,ほぼ当時の位置と規模のまま水道施設として機能している。 堰の上の広場は小さな公園になっており、玉川上水を開くために尽力した玉川兄弟の銅像が建っている。