西武多摩湖線武蔵大和駅の南、徒歩12分。新青梅街道に面している。鎌倉末期から室町初期ごろに創建されたと推定されているが、年代は明らかではない。 はじめは下貯水池の取水塔付近にあったが、多摩湖の造成に伴い、大正12年(1923年)年に現在地へ移転した。 寺では江戸時代に賜った寺領3石の朱印状ほか徳川家からの朱印状を保存しており、これらは市の文化財に指定されている。 境内には慈眼大師作といわれる千手観音像を安置している観音堂やもとは芝の増上寺にあった石灯籠などがある。