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清岩院

 JR青梅線福生駅の南西、徒歩10分。応永年間(1394年〜1428年)に心源希徹禅師を開山として創建されたと伝えられ、正蓮寺という寺号であった。
 一時期寺運が衰えたが、江戸時代に旗本加藤勘助藤原重正によって中興され、清巌院と改称した(後に現在名称に改められた)。北条氏照から寄進を受けたほか、江戸時代には徳川家から朱印状を賜った歴史がある。
 本堂のほか弁天堂、鐘楼などが建ち、本堂前の日本庭園が美しい。この日本庭園の中にある湧水池は「東京の名湧水」に選定されている。また、境内には七体の地蔵尊を浮彫りにした四面塔のほか庚申塔や石仏、供養塔などが数多い。寺で保存する菩薩立像は福生市の有形文化財に、庚申塔は有形民俗文化財に指定されている。
 現在の本堂は平成7年(1995年)の建築で、日本庭園を前に風格のあるたたずまいを見せている。

Address 東京都福生市福生507
Phone 042-551-1986
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Access JR青梅線福生駅から徒歩10分。
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