JR青梅線拝島駅の西、徒歩20分。多摩川の左岸に建つ寺で、夷春伯和尚を開山として創建されたと伝えられ、その年代は明らかではないが、室町時代末期ごろの創建と推定されている。 境内にはシダレザクラやイヌマキ、サルスベリ、クロマツ、ヒバなどの古木が多く、墓地からは多摩川や秋川の広々とした河原が見渡せる。 寺では伝開山夷春伯禅師坐像と達磨大師坐像を所蔵しており、どちらも優れた彫刻であることから福生市の有形文化財に指定されている。