JR熊川駅の南、徒歩8分。熊川神社に向かって左側にある。熊川神社に付設する施設で、江戸時代から明治時代にかけて村人の会議や子どもたちの教育の場として、また昭和になってからは結婚披露宴の会場などに使われてきた由緒ある建物を修理し、平成8年(1996年)に美術館として開館した。 熊川神社の祢宜(ねぎ)野口裕教氏が収集した染織品や木漆工品のほか、陶磁器、和だんすなど約1500点を収蔵し、展示している。展示品だけでなく歴史のある建物自体も美術品のようなたたずまいを見せている。