旧柳澤家住宅(国立市古民家)
JR谷保駅の南西、徒歩15分。城山公園の南に隣接している。
かつて甲州街道沿いの旧青柳村にあった農家の柳澤家の母屋を寄贈を受けた国立市が移築して復元したもので、平成3年(1991年)に公開された。建物の建築年代は明らかではないが、江戸時代後期に建てられたものと推定されている。
茅葺きの建物の中は土間や囲炉裏の間などからなり、囲炉裏では薪が燃え、シーズンにはおひな様が飾られたりして建物は息づいている。さらに、建物の前には風よけ・日よけのためのシラカシの高垣。庭にはつるべ井戸なども作られて昔の農家の姿を再現している。
古民家は国立市の有形民俗文化財に指定されている。
平成31年(2019年)、茅葺屋根葺き替え工事が行われてリニューアルオープンした。
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