JR南武線谷保駅の南西,徒歩5分。谷保天満宮の境内の西端にある。このあたりは立川崖線や青柳崖線に位置するところで湧水が多く、この湧水もその中のひとつ。 延宝年間(1673〜1681)に谷保天満宮に詣でた僧がこの泉を見て、「とことはに湧ける泉のいやさやに 神の宮居の瑞垣となせり」と詠んだのが名前の起こりと伝えられている。天満宮の境内には弁天池があり、その水源にもなっている。 小さくて浅い井戸のような感じだが、今なお水が湧いており、東京名湧水57選に選ばれている。