JR国立駅の南,徒歩5分。明治8年(1875年)に森有礼が創設した商法講習所がはじまり。もとは千代田区の一ツ橋にあったが,関東大震災後に現地へ移転した。 キャンパスは大学通りをはさんで,両側に広がる。東京医科歯科大学,東京外語大学,東京工業大学とともに,四大学連合を結成し,相互に連携した研究教育を志向している。 西側キャンパスの正門を入ると、国の登録有形文化財に指定されている兼松講堂がある。伊藤忠太の設計で昭和2年(1927年)に建てられたもので、平成16年(2004年)に修復工事が行われた。天井が高く、音響効果がすぐれていて演奏家からの評価が高く、「くにたち兼松講堂・音楽の森コンサート」が年に数回開催される。