JR西国分寺駅の東、徒歩7分。鎌倉時代、鎌倉街道の宿場であった恋ヶ窪の遊女たちが自らの姿を映して見ていたという言い伝えが残されている池。当時、恋ヶ窪宿場の遊女であった傾城夙妻太夫が武将畠山重忠との悲恋で見を投げた池とも伝えられている。 一帯は東京都の「国分寺姿見の池緑地保全地域」に指定されており、かつての武蔵野の風景を見ることができる。池は昭和40年代にいったん埋め立てられたが、平成10年(1998年)に整備されて昔の姿がよみがえった。 池や湿地、用水路をめぐる散策路があり、静かな雰囲気でかつての里山の風景が広がっている。