国分寺
JR西国分寺駅の南東,徒歩15分。武蔵国分寺跡を見下ろす台地にある。寺域は広く、本堂、楼門、仁王門、薬師堂などがある。
現在の本堂は昭和62年(1987年)に改築されたもの。楼門は東久留米の米津寺の楼門を明治28年(1895年)に移築したもの。仁王門は宝暦年間(1751〜1764年)の建築。
薬師堂は建武2年(1335年)に新田義貞の寄進により武蔵国分寺史跡の金堂跡付近に建てられて、宝暦年間に現在の場所に移築されたもので、それぞれ由緒がある建築物であり、これらは国分寺市の重要有形文化財に指定されている。
また、薬師堂には国の重要文化財である薬師如来座像が安置されている。
境内には国分寺市文化財保存館と万葉植物園がある。
*国分寺市文化財保存館は平成21年(2009年)に閉館し、資料は新たにオープンした「武蔵国分寺跡資料館」に移された。
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