西武新宿線久米川駅の西、徒歩8分。府中街道に面している。弘安元年(1272年)〜応永14年(1407年)の頃、神社の北方にある正福寺の守護神として牛頭天王（素戔嗚尊）を祭って創建されたと言われるが、別当寺である正福寺の火災による記録焼失のため、明らかではない。 江戸時代には牛頭天王社と呼ばれたが、明治2年に同じ牛頭天王を祭る京都の八坂神社にならって改称した。創建以来、除疫神として地域の信仰を集めてきた。 現在の社殿は平成元年（1989年）の新築。毎年7月15日に近い土曜・日曜日に行われる夏の例大祭は多摩地区では規模の大きい祭りで、大勢の人でにぎわう。神社に大正時代から伝わる雅楽と踊りの「浦安の舞」は、東村山市の無形民俗文化財に指定されている。
