JR中央線豊田駅の北東、徒歩15分。豊田村の領主であった旗本大久保助三郎が、正保2年(1645年)、娘の善生院妙蓮の追善のために日是を開山として創建した。 寺域は広く、本堂は現在は銅板葺きだが、葺き替えられる前は茅葺きであった。内部は文化7年(1810年)の再建時のまま、茅葺きだった頃の姿を保っている。 本堂裏手の高台の墓地には大仏があり、人目を引く。この大仏は平成7年(1995年)に建立されたもので、青銅製、高さは4.85m。基壇は釈迦堂になっており、そこからは多摩丘陵を一望することができる。