京王線百草園駅の南西,徒歩10分。明治初期に廃寺となった松蓮寺の庭園を地元の生糸商人が買い取って百草園と名づけたのが始まり。しかし庭園は再び荒廃し,戦後京王帝都電鉄が昭和32年(1957年)に復元した。 多摩丘陵の眺望がよく,園内には茅葺きの松連庵,茶室三檪庵をはじめ,若山牧水の歌碑,松尾芭蕉句碑などがある。四季を通じて草木に彩られ,特に2月〜3月は梅の名所として訪れる人でにぎわいをみせる。