平安院
西武多摩湖線青梅街道駅の東、徒歩5分。青梅街道に面している。
小川新田(現在の仲町)の開発のためこの地に移り住んだ農民の菩提寺として、元文4年(1739年)、名主の小川弥市らによって建立されたのが始まり。関叔碩三禅師を開山として江戸市ヶ谷河田町の月桂寺の境内にあった平安院の旧堂をこの地に移して遠渓山平安院と号した。
移築された堂宇は小平市の寺院の中で最古のものであったが、本堂や客殿、庫裏などは平成16年(2004年)に建て替えられた。
山門の前には享保2年(1717年)銘の庚申塔があり、願主として小川弥市の名が見える。
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