西武多摩湖線一橋学園駅の東、徒歩25分、新小金井街道に面している。昭和46年(1971年)、この地に鈴木小学校建設されることになった際に発見され、その後発掘調査が行われて石器や焼礫などが数多く出土した。 それまで小平の歴史は江戸時代の玉川上水開削による新田の開発のころに始まると考えられていたが、この遺跡の発見により、約1〜3万年前の旧石器時代にすでに人々が住んでいたことが明らかになった。 資料館は簡素な建物だが、館内では遺跡から発掘された旧石器時代のナイフ型石器や局部磨製石器、尖頭器など学術的にも貴重な資料を展示している。