玉川上水は江戸町民に飲料水を供給するため、承応2年(1653年)、玉川庄右衛門、清右衛門のの兄弟が難工事の末に完成させたもので、羽村の取水口から四谷大木戸まで総延長43kmに及ぶ水路。 この玉川上水に沿って、福生市の平和橋から三鷹市の牟礼橋まで23.8kmにわたって散策道が延々と延びている。「緑道」の呼び名だが、都立公園として整備されて昭和56年(1981年)に「開園」した。総面積は約13万uで、水路の両側にはクヌギ、ナラ、ケヤキなど武蔵野の雑木林が続き、下流では美しいサクラも見ることができる。 散策に最適で、緑道沿いには小金井公園や国木田独歩碑など見どころが数多い。