JR武蔵小金井駅の北方,バスで約7分。もとは武蔵国秩父郡(現埼玉県)の三峰山に開かれ天文元年(1736年)に現在地へ移転したと伝えられる。山門は天明年間(1781〜89年)の建立といわれ,小金井市の有形文化財に指定されている。 境内には小金井桜樹碑があり,武蔵野新田世話役だった川崎平右衛門が幕命によって小金井橋を中心に玉川上水の両岸に約2000本の桜を植え,江戸時代の桜の名所となった由来を伝えている。また,明治天皇も花見に訪れ,玉川上水北側に遊歩道には,それを記念して植えられた行幸の松がある。