小田急小田原線町田駅の北西,バスで約15分。多摩丘陵の谷戸の自然を生かした公園で,広さは約8ha。昭和52年(1977年)に開園し,その後拡張整備が行われて現在の姿になった。 園内は雑木林,芝生の広場,自然観察園などで構成されている。自然観察園では「源流の池」から流れ出る水が湿地を造り,木道を歩きながら豊富な湿性植物や昆虫などを観察できる。また,園内には自然観察や体験学習のための展示ホールを備えた「忠生がにやら自然館」がある。「がにやら」とは「カニの住む谷戸」という意味の呼び名。