京王線仙川駅の北、徒歩3分。明治時代の火災によって寺の記録一切を消失したが、慶長年間 (1596〜1615) に、もとは今川義元の家臣であった飯高主水貞政が徳川家康に帰属し、戦功によって下仙川村の領地を与えられて仙川の領主となり、師と仰いだ快要法印を開基として創建したと伝えられる。 本堂は大正13年(1924年)に再建され、現在の本堂は昭和60年(1985年)の建築。 甲州街道に面して近年新築された山門が堂々とした構えを見せ、境内には本堂のほかに近代的な建物の菩提堂がある。