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京王線西調布駅の南、徒歩7分。延宝4年(1676年)の創建と伝えられるが、それ以前という説もある。一般に八幡神社は応神天皇を祭っているが、皇子の仁徳天皇を祭っているため「若宮八幡」と言われる。江戸時代から上石原村の鎮守として地域の信仰を集めてきた。 拝殿は昭和38年（1963年）の再建、本殿は覆屋の中にあり、幣束収納箱の蓋裏に文化4年（1807年）の再建と墨書されている。一間舎流造りという江戸時代後期の代表的な神社建築で優美な彫刻が施されており、調布市の重宝に指定されている。 調布市には近藤勇にゆかりがあるところが多いが、近藤勇は上石原村で生まれ、慶応4年(1868年)に甲陽鎮撫隊を率いて進軍した際に戦勝を祈願したと伝えられている。
