普明寺
JR青梅線拝島駅の南、徒歩25分。創建年代は明らかではないが、戦国時代に再建されたと伝えられる。
北条氏照の重臣の石川土佐守が、娘おねいの眼病平癒のお礼として寄進した大日八坊のひとつで、当初は八坊のひとつに過ぎなかったが,江戸時代に大日堂の別当にあげられ、その管理にもあたっている。
寺宝として「山王祭礼図絵」を所蔵しており、昭島市の有形民俗文化財に指定されている。これは明和4年(1767年)、住職の順栄が図示・作成したもので、大日堂の守護社として創建された日吉神社の神幸行列を後世に伝えるために描いたもの。
山門をくぐると枯山水の池があり、正面に本堂が厳かなたたずまいを見せている。
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