JR西府駅の北、徒歩8分。創建は江戸時代初期と伝えられ、旧本宿村の総鎮守として地域の信仰を集めてきた。はじめは南武線の南側の本宿町にあったが、安永6年(1770年)に現在地に移ったといわれる。 拝殿は天保9年(1838年)の再建で、本殿はその裏の覆殿の中に創建当時のままの姿で収められている。境内には古い神社らしい大樹などは何もなく明るく開放的な雰囲気。 本殿の北側には日本で最古・最大級とされる武蔵府中熊野神社古墳があり、国の史跡に指定されている。また、鳥居の西側の公園にはその古墳展示館がある。