JR南武線府中本町駅の東,徒歩5分。貞観元年(859年)真如法親王の開山と伝えられる真言宗の古刹で、戦国時代には八王子城主の北条氏照が帰依、江戸時代には徳川家康から御朱印地を寄進されるなど、権力者たちの信仰が厚かったといわれる。 府中街道に面した西側の正門を入ると朱塗りの美しい仁王門がある。仁王門をくぐると本堂脇に大イチョウがあり,境内の東側の門(通用門)はうっそうとした竹林の中にあって静かなたたずまいを見せている。