JR青梅線沢井駅の南、徒歩7分。小澤酒造の料亭などの施設がある多摩川左岸から吊り橋(楓橋)を渡った対岸にある。 書家の田口米舫が中国の姑蘇城外の寒山寺を訪れた際、主僧の祖信師より釈迦仏木1体を託され、帰国後、小澤太平氏の協力を得て昭和5年(1930年)に創建した。 本堂の格天井の図は書家や画家43名が腕をふるったもので、当時は多くの文人墨客たちが訪れた。 堂宇は急な石段を登った上にあり、奥多摩の渓谷の風景に溶け込んで,風情のあるたたずまいを見せている。境内には渓谷を見下ろす休憩の設備があり、渓谷の四季が美しい。