JR三鷹駅の南、徒歩5分。三鷹は数々の名作を残して玉川上水に身を投げた太宰治のゆかりの地である。 自宅に近く、太宰がよく通ったとされるその三鷹の酒店「伊勢元酒店」跡地に三鷹市が平成20年(2008年)3月にオープンした。生い立ちや写真、初版本、原稿など太宰治に関する資料を展示しており、室内は広くはないが、三鷹と太宰治の関わりを十分に偲ばせる。 太宰が好きだった銀座のバー「ルパン」の模したカウンターが設置されていたり、三鷹の自宅の表札(複製)が展示されていたり、興味を引く展示も多い。 →三鷹・吉祥寺略図