JR武蔵境駅の南東、徒歩5分。もとは松江藩松平出羽守の下屋敷だったところで、万治2年(1659年)、屋敷内に杵築大社(現出雲大社)と稲荷社両社を勧請して創建したのに始まる。以後、武蔵境の鎮守として広く信仰を集めてきた。 境内は広く、本殿のほか幣殿、拝殿、参集殿などが建ち並んでいる。境内には武蔵野市の天然記念物に指定されている「千本イチョウ」と呼ばれるイチョウがある。このイチョウは主幹5本、支幹40数本からなり、高さ約25m,根元周囲約4.2mの巨樹で、見事な枝ぶりを見せている。 また、境内には規模の大きな富士塚があることでも知られている。