JR吉祥寺駅の南,徒歩5分。面積約36万uの都立公園。古い歴史を持ち,日本では初めての郊外型公園として,大正6年(1917年)に開園した。昔は神田上水の水源地だったのだったので「井の頭」の名がある。 公園は武蔵野市と三鷹市にまたがっている。中央部に吉祥寺通り(公園通り)が走り,この通りをはさんで井の頭池を中心とした井の頭地区と,雑木林が茂る西側の御殿山地区,スポーツ施設のある西園などからなっている。井の頭池の周囲には約400本の桜があり,春は桜の名所としてにぎわいを見せる。 池にはボート場があり,周辺には弁財天像を祭る井の頭弁財天や水生物園などがあり,池畔には童謡詩人野口雨情の碑や中田喜直記念歌碑が建っている。 →吉祥寺・三鷹略図