JR中央線立川駅の北、徒歩1分。北口のバスターミナル、ペデストリアンデッキから階段を下りたところの目立たない場所にある。 明治39年(1906年)、若山牧水が早稲田大学の級友土岐善麿と奥多摩への小旅行に出た際に立川駅頭で歌を詠んだことを記念して、昭和25年(1950年)に有志たちによって建てられた。碑には喜志子夫人の筆によるもので、 「旅にて詠める 立川の驛の古茶屋さくら樹のもみぢのかげに見送りし子よ」 と刻まれている。