JR高尾駅の南西、徒歩3分。駅に近く、本堂は京王高尾線高尾駅のホームからも望むことができる。 元和元年(1615年)、高尾山薬王院第9世源恵上人を開基として創建された。明治5年(1882年)の火災で本堂などを焼失し、その後高尾山薬王院の薬師堂を移築して本堂として再興したが、建物の老朽化が進んだため昭和51年(1976年)に現在の本堂が再建された。 本堂などは寺の建物としては珍しい北向きで、本尊の阿弥陀如来像は「北向き阿弥陀」として知られている。境内には樹齢400年のシダレザクラと樹齢200年のエドヒガンザクラがあり、桜の季節には訪れる人が多い。