京王高尾線京王片倉駅の南西、徒歩10分。延徳元年(1487年)の開創で、はじめは市内中心部の子安町にあったが、その後寺町に移った。第二次世界大戦の八王子大空襲で観音堂と山門以外の堂宇を焼失し、昭和44年(1969年)年に八王子市の区画整理にともなって現在地に移転した。 昭和62年(1987年)には客殿が完成、平成になって庫裡と座禅堂が建てられて現在の姿になった。江戸時代には幕府より御朱印をいただいた由緒がある寺といわれる。 近代的なたたずまいの坐禅堂では月例の坐禅会(予約制)が行われるほか、日々の座禅(許可制)も行われている。