都営地下鉄新宿線一之江駅の南、徒歩15分。江戸川区内には水路や中小の河川が多い。かつては都市化が進むにつれてこれらの水路などは汚れていく一方であったが、昭和48年(1973年)江戸川区はこれらの河川を埋め立てるのではなく再生させることにし、親水公園として整備した。 この古川親水公園は国内で初めて誕生した親水公園。旧江戸川と新川を結ぶ全長約1.2kmの川岸には木々が茂り、汚れた川は清流を取り戻し、その後各地につくられた親水公園のモデルともなった。 夏には子どもたちに格好の水遊びの場を提供するほか、川沿いの緑道はよく整備されていて散策の楽しさだけでなく、自然のありがたさを感じさせてくれる。