京成本線堀切菖蒲園駅の南東、徒歩6分。嘉元2年(1304年)、天目上人による創建とされるが、年代や場所は定かではない。江戸時代に本所番場町に移ってから大伽藍を備え、大名や学者、役者らの菩提寺として栄えた。 関東大震災で伽藍を焼失し、大正15年(1926年)に現在地に移転した。墓所には江戸後期の儒学者安積艮斉の墓をはじめ、大名、儒学者、歌舞伎役者らの墓が多い。 正面に高い屋根の本堂が端正なたたずまいを見せ、右手に鐘楼がある。また、寺には葛飾区登録文化財の東條一堂墓や石造題目塔などがある。