西武新宿線石神井公園駅の南、徒歩12分。江戸時代(文政年間)に火災で堂宇、文書などを消失したため創建年代は明らかではないが、約600年前の南北朝時代に願行上人によって開かれたと伝えられている。明治7年(1874年)には、練馬区内初の公立小学校である豊島小学校が開校したことで知られる。 本堂前には寛文13年(1673)の年号が刻まれたキリシタン灯籠(織部灯籠)があり、練馬区の有形文化財に指定されている。 また、墓地入り口には、いぼの治癒に霊験があるといわれる「いぼとり地蔵」があり、墓地内には寺子屋時代の師匠の菩提を弔った筆子塚がある。