山門(→拡大写真


本堂(→拡大写真

観蔵院

 西武池袋線練馬高野台駅の南西、徒歩10分。創建の年代は明らかではないが、三宝寺の塔頭寺院として創建され、文明9年(1477年)現在地に移転したと伝えられる古刹。
 山門を入ると木々が茂る境内に本堂、薬師堂、客殿、庫裡が建ち、庫裡は「曼荼羅美術館」を兼ねている。現在の本堂は昭和60年(1985年)の建立で、本尊不動明を安置している。薬師堂と客殿は平成4年(1992年)に落成した。
 墓地の入り口には筆子塚がある。この筆子供養塔は宝暦12年(1762年)に造立されたもので、教え子が恩賜の菩提を祈り建立したもので、かつて観蔵院で寺子屋が開かれて地域の教育に当たった歴史を物語る練馬区の貴重な遺跡とされている。この歴史を受け継ぐかのように寺ではヨガ教室や写経の会、絵画教室、仏画教室などさまざまな教室・会が催されている。
 境内は四季の草花が美しい。

Address 東京都練馬区南田中4-15-24
Phone 03-3996-6911
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Access 西武池袋線練馬高野台駅から徒歩10分
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