三宝寺池(→拡大写真) 石神井池(→拡大写真)
西武池袋線石神井公園駅の南西,徒歩7分。武蔵野三大湧水地のひとつで石神井川の水源の三宝寺池とその湧水の水路をせき止めてできた石神井池の二つの池を中心とした公園で,昭和34年(1959年)に都立公園として開園した。 三宝寺池はかつては豊富な湧水で満たされていたが,都市化による環境の変化で湧水は見られなくなり,現在は地下水をくみ上げている。池の中の島には沼や沢などに生える植物の群落があり,国の天然記念物に指定されている。また,池の周辺には水辺観察園があり,反対側に石神井城跡がある。 石神井池ではボート遊びが楽しめるほか,周辺には野球場や野外ステージなどの施設がある。公園全体は武蔵野の自然がよく保存されており,散策と花や野鳥の観察も楽しい。