都営地下鉄三田線志村坂上駅の南西、徒歩10分。正保・慶安年間(1644〜1651年)の開山といわれ、明治時代になるまでは熊野神社の別当寺であった。 昭和13年(1938年)ごろに境内や付近一帯から弥生時代の前野町式土器が多数発掘された。一部は明治大学博物館で展示されているが、多数の土器が寺の土器収蔵庫に収蔵されており、随時公開・展示が行われている。これらの土器は学術的な価値が高く、東京都の有形文化財(考古学)に指定されている。 寺では花見のシーズンには雅楽と声明のコンサートが企画されたり、除夜の鐘は誰でも撞くことができるなどユニークな活動で地域の人々に親しまれている。