地下鉄三田線板橋本町駅の南西,徒歩8分。正徳年間(1711〜1716)の開山で,享保年間(1716〜1736)に田安宗武によって再興された。 本尊は愛染明王で,「板橋の愛染さま」として親しまれ、愛染が藍染に通ずるので江戸時代には染物業者の信仰を集めた。境内には,染物業者により奉納された石碑が多い。 山門の扁額は,奥州白河藩主松平定信の筆によるもので,戦災を免れて残り,板橋区有形文化財に指定されている。